多忙な生活でたまったストレスの解消法は、運動や入浴、食事など、人によってさまざま。毎晩、寝る前に瞑想することによってストレスを和らげると、仕事でのパフォーマンスがあがる、という話はよく聞く。とはいえ、ぜひチャレンジしたいと思いつつ、なかなかその時間がとれない、という人は少なくないはず。
短時間で簡単に、瞑想のような効果を得る方法はないだろうか？ メンタルヘルスに関する著書もあるメグ・セリグが、心理学ウェブサイトPsychology Todayのコラムで“1分でできるストレス緩和法”をシェアしているので、紹介しよう。
1日3回、大きく5回深呼吸
セリグのオススメは、深呼吸。1日3回、大きく5回深呼吸すること。たったそれだけで、瞑想と同等の効果を得られるという。ある程度の時間を要する瞑想と違い、深呼吸なら、5回やっても1分程度だろう。
ただ、深呼吸にもコツがある。セリグいわく、大きく息を吸い込んだら、少し間を開けてから吐き出すこと。吐き出した後は、再び少し間を空けること。息を5秒で吸い、5秒で吐くようにするとより効果的だという。空気をしっかり体に取り込めるよう、呼吸だけではなく、腹部や肺に意識を向けよう。
毎晩瞑想できるなら、それがベストだ。ただ、時間がない時は深呼吸でストレスマネージメントしてみてはどうだろうか？
FROM: GQ SPAIN Adapted by Soko
成功への道の最大の壁となるバーンアウト。
42.195kmを走るために、片足をもう一方の足の前に出すことの、“崇高な無意味さ”の魅力とは。30歳を目前にマラソンを始めたUS版『GQ』ライターのクレイ・スキッパーが、自身の体験と専門家たちのアドバイスとともに綴る。