豪中銀総裁、追加利上げ必要な可能性に言及-決定会合は年8回に
Swati Pandey
更新日時
-
政策決定発表は午後2時半で変更なく、毎回午後3時半から総裁会見
-
妥当な時間枠の範囲内でインフレ率を目標に戻す政策委の決意を確認
オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は12日、妥当な時間枠の範囲内でインフレ率を目標に戻す政策委員会の決意を再確認し、一定の追加引き締めが必要になる可能性にあらためて言及した。
豪中銀は4日の政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を4.1%に据え置くことを決定した。昨年5月から今年6月までの利上げ幅は4ポイントに達しており、中銀はその影響評価を行っている。
関連記事
一方、ロウ総裁はブリスベンで行った講演で、2024年から政策決定会合の開催を現行の年11回から8回に減らすと明らかにした。このうち4回は2月と5月、8月、11月の最初の火曜日に開く。残る4回の正確な日程は近く公表する。
金融政策決定の発表時間は、シドニー時間午後2時半で変更ないが、総裁会見を毎回午後3時半から行う。政策委会合の時間は長くなり、月曜日の午後に通常始まり、火曜日の午前まで続く。次の金曜日だった四半期経済予測の発表も政策決定と同時に繰り上げる。
豪中銀総裁の他の主な発言は次の通り。
- 追加引き締めは景気とインフレの動向次第
- 7月の利上げ停止で景気と見通し、リスク評価する時間得られる
- 政策でさらにやるべき仕事あれば引き続き対応する決意
- 政策効果のタイムラグを政策委は認識
原題:RBA to Cut Meetings as Lowe Says Further Hikes May Be Needed (3)、RBA to Reduce Meetings as Lowe Says More Hikes May Be Needed (2)(抜粋)
(決定会合に関連する変更などを追加して更新します)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE