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NZ中銀が利上げ停止、政策金利5.5%-景気抑制的水準維持を示唆

更新日時
  • 「予想された通り金利水準が支出とインフレ圧力を抑制しつつある」
  • 景気抑制的な水準にとどまることで、インフレ率が目標に戻ると確信

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は12日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を5.5%に据え置くことを決定した。景気減速を背景にインフレ鈍化の兆候が表れる中で、2021年10月から継続してきた利上げを停止する。

   ブルームバーグが調査したエコノミスト19人全員が政策金利の据え置きを予想していた。据え置きは21年8月以来となる。

  NZ中銀は声明で、「予想された通り、必要とされる形で金利水準が支出とインフレ圧力を抑制しつつある」との認識を示し、「金利が景気抑制的な水準にしばらくとどまることで、最大限の持続可能な雇用を支えつつ、インフレ率が年1-3%の目標レンジの範囲内に戻ると金融政策委員会(MPC)は確信している」と説明した。

  中銀声明の他の主な内容は次の通り。

  • OCRは予見される将来にわたり景気抑制的である必要
  • インフレ率は低下が続く見通し
  • 雇用は最大限の持続可能レベルを上回っている
  • 労働市場の圧力が弱まる兆し、求人は減少しつつある
  • 住宅価格はより持続可能な水準に戻った

原題:NZ Holds Key Rate at 5.5%, as Seen by All Surveyed Economists(抜粋)

(中銀声明の内容を追加して更新します)
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