スウェーデン商業用不動産SBB、身売り検討-戦略的見直し一環
Veronica Ek
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自社や事業セグメントの売却を含むさまざまな選択肢検討
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株式の新規発行は検討の対象外に-取締役会
スウェーデンで生じた不動産危機の渦中にあるSBBは、身売りも視野に入れた戦略的見直しを開始した。
商業用不動産を保有するSBBは29日の発表資料で、「当社や事業セグメント、特定資産の売却、他の戦略的取引」を含むさまざまな選択肢を検討する方針を明らかにした。同社取締役会は株式の新規発行については検討の対象外とした。
SBBの信用格付けを巡っては、フィッチ・レーティングスが26日、高い債務レバレッジや「2023、24両年の大量の社債償還」などを挙げ、ジャンク級(投機的格付け)の「BB+」に1段階引き下げると発表。今月8日にはS&Pグローバル・レーティングもSBBをジャンク級に引き下げていた。SBBの株価は26日、約6年ぶりの安値で引けた。
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原題:Sweden’s SBB Weighs Sale of Company as Part of Strategic Review(抜粋)
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