日本でたった1軒。世界一特別な「goro’s」の、入店ルールを確認せよ【マイ・セカンド・ゴローズ Vol.17】

ぼくらの原宿ジュエリー「goro’s」の謎めいた魅力を探る連載の第17回。9月から、夏季休業を終えたゴローズが営業を再開した。が、ちょっと待って。ここで改めて、ゴローズに並ぶためのルールをおさらい。
ゴローズ

ゴローズのFAQ

ゴローズの公式ウェブサイトにFAQ(https://www.goros.com/faq/)ができた。FAQとはFrequently Asked Questions(フリークエントリー・アスクド・クエスチョンズ)の略。頻繁に尋ねられる質問とそれに対する回答という意味だ。つまり、ゴローズが、ぼくらの疑問を公式に回答してくれている。「Questions」は、全部で28。ゴローズフリークだけでなく、ゴローズが気になっている人は、ぜひ一読を。

筆者がそのなかでも、膝をぽんっと打った項目がこれだ。

Q.ショッパーはありますか?
(ゴローズの回答)
ありません。
その場で身に付けてもらっています。

の一問一答だ。すごくしっくりきた。そもそもレジ袋なんて要らないし、ぼくらは、身に付けたい、欲しいアイテムのみを買う。必要なものを、対人コミュニケーションを通して販売してもらう。そのやりとりによって、モノの大切さを学ぶこともあるだろう。……と、緊張感と優しさが入り交じるゴローズ店内の空気を思い出していたら、またまたゴローズへ行きたくなってきた。

ただ、どうやって入店していいかわからない人も多いかもしれない。また、ここ最近は時間がなくて並ぶことができておらず、現在の入店ルールがわからないゴローズラヴァーもいるだろう。そこで今回は、ゴローズのSHOP情報と並ぶためのルール&マナーを解説!!

GQ的ゴローズのQ&A(すべて筆者が作成)

Q.お店の場所は?

「東京都渋谷区神宮前4-29-4 goro’sビル2F」が住所。神宮前・交差点から徒歩30秒にあるオレンジ色のビルの2階が、日本でたったひとつのゴローズのお店。

Q.定休日、営業時間は?

水曜日が定休日で、それ以外は13:00にオープン。現在、新型コロナウイルスの影響により17:30までの短縮営業中だ。(不定期で休業日もあるので、ゴローズの公式ツイッターや、ゴローズの公式ウェブサイトでチェック!)

Q.いつでも入店できる?

とてもとてもとてもとてもとても人気で、並ばないと入店できない。13:00のオープンではあるが、抽選があるため11時までに並ぼう。近隣の人たちに迷惑をかけないようにするためにも、(大好きなゴローズのイメージを守るためにも)、行儀良く協力を。11時を過ぎると抽選に参加できないので、ご注意を。

Q.持ち物は?

身分証明書など数点の提示が必要だ(詳しくはゴローズ公式ウェブサイトでチェック)。転売などで頭を悩ませているゴローズ、そして、ゴローズの店舗存続のために頑張っているスタッフのことを考え、何卒、ご理解、ご協力を。筆者的には、「熱いゴローズへの想い」も、マストハブだと思う。

Q.いつ並べばいい?

営業日であれば、誰でも並べて、抽選に参加できるわけではない。コロナ禍の影響もあり、並び、および抽選に制限が設けられているのだ。また、月毎に条件が変わるため、こちらもゴローズ公式ウェブサイトできちんと確認しよう。

>>>ゴローズ公式ウェブサイトでスケジュールをチェック!

スケジュール表の見方を解説すると、まず、「住んでいる地域」「誕生月」「来店記録の有無」によって、並ぶことができる日が異なる。スケジュール表の左欄にある「オレンジ色の印」は、1都8県に在住の人、つまり東京、千葉、埼玉、神奈川、栃木、茨城、群馬、山梨、静岡に住んでいる人を示す。いっぽう、「グリーン色の印」は、その1都8県以外に在住する人を示す。そして真ん中の欄の「誕生月」は、生まれた月によって並べる日を分けている。そのうえで、右の蘭にある「●(来店記録あり)」か「○(来店記録なし)」でも、並べる日を制限している。来店記録があるか不安な場合は、事前にゴローズに電話確認しよう(当日の確認はNG、円滑に抽選が進むように協力しよう)。

結局、いつ並べばいい?

「住んでいる地域」「誕生月」「来店記録の有無」のすべてに当てはまる日が、あなたが並ぶことができる日だ。たとえば、まだゴローズ未体験で、4月生まれで、埼玉在住であれば、オレンジ色の印がついた、誕生月が「1-6月」の欄の、来店記録がない人(○印)の日。

いっぽうで、過去に来店記録(●印)があれば、条件にもよるが、数日間、並ぶチャンスがある。

ただ、いちど入店できた月は、2回目の入店はできない。

並んでからの抽選方法は……並んでみてのお楽しみということで。とはいえ、抽選に外れ、空を見上げることもあるでしょう。でも、その原宿の空はきっときれいなはず。そういえば、何度も抽選に外れて、でも、足繁く通って、時間をかけてひとつひとつ手に入れた名古屋のゴローズ仲間。彼が、ゆっくりと組んだ“本物”のゴローズのネックレスは、筆者には、ちょっとだけ、オリンピックのメダルのように輝いて見えた。