BEAUTY / TRENDS

ロンドン・ファッションウィークから直送! 最新ビューティー・トレンド5。

進化系ブロウラミネーションやヘルシー&ゴージャスな艶髪、目もとが華やぐアイカラーやデコレーションまで。2023年春夏ロンドンコレクションでキャッチした5つのヘアメイクアップトレンドをご紹介。

1. 自由なデザインで楽しむブロウラミネーション。

リチャード クイン(RICHARD QUINN) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Nicky Sims/BFC/Getty Images

ここ数シーズン、リチャード クイン(RICHARD QUINN)に見られるような、アーチ部分をふんわり仕上げた艶のあるアイブロウの根強い人気が続いていた。今回、新たに注目したいのは、ポスターガール(POSTER GIRL)メイクアップを手がけたイサマヤ・フレンチによるドラマチックなデザインだ。彼女自身がプロデュースした新作の「Browlacq Brow Laminator」と付属のミニコームを使い、シャープに毛を立たせてラミネーションを施した眉はインパクト大。

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2. とことんパーティームードな“ディスコアイ”。

ハルパーン(HALPERN) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Mike Marsland/Getty Images

ハルパーン(HALPERN) 2023年春夏コレクションのバックステージより。

Photo: Nick England/BFC/Getty Images

ハルパーン(HALPERN)に登場したのは、ディスコボールのように煌びやかなアイメイク。メイクアップ・アーティストのリンジー・アレキサンダーは、このルックについて次のように説明する。「ビビッドカラーのアイライナーにスパンコールをのせて、大胆かつエナジェティックに仕上げました。ナーズ(NARS)の『ハイピグメント ロングウェアアイライナー』の『The Strip(#8223)』と『Santa Monica Blvd(#8222)』、アイシャドウの『PERSIA(#5352)』と『DOURO(#5365)』を組み合わせれば、パーティーにぴったりのグラフィックアイが完成します。アイメイクに重点をおいた分、肌はシンプルに艶感を出すだけ」

3. みずみずしく潤ったイージー&ヘルシースキン。

アーデム(ERDEM) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

アーデム(ERDEM)のバックステージでひと際目を引いたのは、エステティシャンたちの手によって進められるモデルたちの素肌の下準備。顔のパーツごとに合わせたマルチマスキングケアや、リンパドレナージュなどの肌を活性化させるメソッドに加え、111スキン(111 Skin)の「セレスティアル ブラックダイヤモンド ブライトニングエッセンス」を用いてみずみずしく潤いのあるハリ肌を仕込んでいた。

ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

モデルを“ハンサムで健康的”に見せたジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)では、セミシアーのテクスチャーで立体感と輝きを強調。バイレード(BYREDO)の新作「リキッドリップスティック ヴァイナル」を頬、まぶた、そして唇にのせて、さりげない艶を演出した。

4. 自然な輝きを放つヘルシー&ゴージャスヘア。

アーデム(ERDEM) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

16アーリントン(16ARLINGTON) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Kate Green/BFC/Getty Images

オフランウェイでは個性的なヘアスタイルが目立ったロンドンだが、ショーで鍵を握ったのは質感を生かした「ヘルシー&ゴージャス」なヘアだ。ファッションウィークで数多くのヘアメイクを手がけるサム・マックナイトは、よりグロッシーに仕上げるために拭き取りタイプのシャンプーシートを使用。生え際の余分な油分を抑えつつ、ヘアセラムを全体に馴染ませて輝きを纏わせた。

5. ポップに弾けるアクセントカラー。

シモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

シモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

モリー ゴダード(MOLLY GODDARD) 2023年春夏コレクションより。

Photo: Daniele Oberrauch / Gorunway.com

ミニマルな春のメイクには、部分的にカラーをプラスするのが旬。16アーリントン(16ARLINGTON)では柔らかなパステル、シモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA)ではタンジェリンオレンジやフューシャピンクのアイカラーがアクセントに。モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)のショーでは、くっきりとしたベリー系のリップがフレッシュな遊び心を添えていた。

Text: Hanna Coats    Translation: Masami Yokoyama
From VOGUE.CO.UK