1. 自由なデザインで楽しむブロウラミネーション。
ここ数シーズン、リチャード クイン(RICHARD QUINN)に見られるような、アーチ部分をふんわり仕上げた艶のあるアイブロウの根強い人気が続いていた。今回、新たに注目したいのは、ポスターガール(POSTER GIRL)のメイクアップを手がけたイサマヤ・フレンチによるドラマチックなデザインだ。彼女自身がプロデュースした新作の「Browlacq Brow Laminator」と付属のミニコームを使い、シャープに毛を立たせてラミネーションを施した眉はインパクト大。
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2. とことんパーティームードな“ディスコアイ”。
ハルパーン(HALPERN)に登場したのは、ディスコボールのように煌びやかなアイメイク。メイクアップ・アーティストのリンジー・アレキサンダーは、このルックについて次のように説明する。「ビビッドカラーのアイライナーにスパンコールをのせて、大胆かつエナジェティックに仕上げました。ナーズ(NARS)の『ハイピグメント ロングウェアアイライナー』の『The Strip(#8223)』と『Santa Monica Blvd(#8222)』、アイシャドウの『PERSIA(#5352)』と『DOURO(#5365)』を組み合わせれば、パーティーにぴったりのグラフィックアイが完成します。アイメイクに重点をおいた分、肌はシンプルに艶感を出すだけ」
3. みずみずしく潤ったイージー&ヘルシースキン。
アーデム(ERDEM)のバックステージでひと際目を引いたのは、エステティシャンたちの手によって進められるモデルたちの素肌の下準備。顔のパーツごとに合わせたマルチマスキングケアや、リンパドレナージュなどの肌を活性化させるメソッドに加え、111スキン(111 Skin)の「セレスティアル ブラックダイヤモンド ブライトニングエッセンス」を用いてみずみずしく潤いのあるハリ肌を仕込んでいた。
モデルを“ハンサムで健康的”に見せたジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)では、セミシアーのテクスチャーで立体感と輝きを強調。バイレード(BYREDO)の新作「リキッドリップスティック ヴァイナル」を頬、まぶた、そして唇にのせて、さりげない艶を演出した。
4. 自然な輝きを放つヘルシー&ゴージャスヘア。
オフランウェイでは個性的なヘアスタイルが目立ったロンドンだが、ショーで鍵を握ったのは質感を生かした「ヘルシー&ゴージャス」なヘアだ。ファッションウィークで数多くのヘアメイクを手がけるサム・マックナイトは、よりグロッシーに仕上げるために拭き取りタイプのシャンプーシートを使用。生え際の余分な油分を抑えつつ、ヘアセラムを全体に馴染ませて輝きを纏わせた。
5. ポップに弾けるアクセントカラー。
ミニマルな春のメイクには、部分的にカラーをプラスするのが旬。16アーリントン(16ARLINGTON)では柔らかなパステル、シモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA)ではタンジェリンオレンジやフューシャピンクのアイカラーがアクセントに。モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)のショーでは、くっきりとしたベリー系のリップがフレッシュな遊び心を添えていた。
Text: Hanna Coats Translation: Masami Yokoyama
From VOGUE.CO.UK