コンテンツにスキップする

英国の週間賃金上昇率は7.3%、予想上回る-中銀に利上げ圧力

英国の賃金上昇率は予想を上回り、イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁がインフレをあおると述べていた水準で高止まりした。英中銀にとっては、利上げ圧力が維持された。

  英政府統計局(ONS)が11日発表した3-5月の週平均賃金(賞与除く)上昇率は7.3%だった。これは過去最高を付けた2-4月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で統計にゆがみがあった2021年半ばに並ぶ水準。エコノミスト予想は7.1%への減速だった。

  KPMGの英法人チーフエコノミスト、ヤエル・セルフィン氏は「今日発表されたデータは、給与の伸びが依然として不安にさせるほど高く、労働市場の過熱が続いていることを裏付けた」と指摘した。

  今回の統計では、雇用の力強い伸びも示されたが、求職者数が増加したため失業率は4%へと予想外に上昇した。これは労働市場の逼迫(ひっぱく)が緩和し始めている可能性を示唆する。3-5月の就業者数は前の3カ月と比べ10万2000人増加し、エコノミスト予想の8万5000人増を上回った。

関連記事

Regular Pay in the UK is Rising at the Joint-Fastest Pace on Record

Source: Office for National Statistics

原題:UK Wages Grow Faster Than Expected, Heaping Pressure on BOE (3)(抜粋)

(この記事は一部に自動翻訳を利用しています)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE