ウィリアム皇太子夫妻が9月27日(現地時間)、2011年から2013年まで新婚生活を送ったウェールズ北部にあるアングルシー島を公務で訪れた。チャールズ新国王が君主として初めて国民に演説し、夫妻の新しい称号プリンス&プリンセス・オブ・ウェールズを承認して以来、二人がウェールズを訪問する最初の機会となった。
この日、キャサリン皇太子妃はL.K. ベネット(L.K. BENNETT)の赤いコートを羽織り、シンプルな黒のテーラードパンツとクルーネックニットを着用。台湾系英国人デザイナー、グレース・ハンのミニバッグと黒のパンプス、そしてスペルズ・オブ・ラブ(SPELLS OF LOVE)のフープピアスを合わせて、エレガントな秋の装いを完成させた。
鮮やかなアウターとベーシックな定番アイテムのスタイリングは、プリンセス・オブ・ウェールズの典型的な公務ファッションだ。エリザベス女王が艶やかなワンカラーコーデで有名だったことを考えると、この日の装いもまた亡き君主へのオマージュと言えるかもしれない。
Text: Emily Chan
From VOGUE.CO.UK