いま有線イヤホンを買うならマイク付きがおすすめ! 高音質にこだわったおすすめ5選

ワイヤレスイヤホンにすっかりお株を奪われた(?)有線イヤホンだが、じつは隠れたメリットも多い。そこで今回は、通話や会議でも使える、マイク付きの有線イヤホンを価格帯別に紹介する。
いま有線イヤホンを買うならマイク付きがおすすめ!高音質にこだわったおすすめ5選

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有線イヤホンは時代遅れ?

iPhoneを筆頭に、主要スマートフォンが続々とイヤホンジャックを廃止するようになり、それまで当たり前のように使われていた有線イヤホンは、ワイヤレスイヤホンにすっかりと取って代わられてしまった。街を歩いていても、イヤホンコードを耳からぶら下げている人はだいぶ少なくなったように思える。

しかし有線イヤホンには、以下のようなメリットが存在する。

・充電不要
・シンプルな接続
・紛失くしにくい
・遅延が少ない

有線イヤホンは基本的に充電が不要なため、バッテリー切れを心配する必要がない。国際便や夜行バスのようなシーンでは安心だ。さらに本体がコードで繋がれているため「寝ているあいだに片方が消えていた」、なんてこともない。筆者自身、ふだんはAirPods Proをメイン機として愛用しているが、長時間の着用が想定されるさいには有線イヤホンを使用している。また、ワイヤレスイヤホンでは必ず発生してしまう音声の遅延もほとんど発生しない。これは、サウンドの正確性が重要なリズムゲームやFPSをプレイする際には大きなメリットだ。

以上のメリットから、ワイヤレスイヤホンが主流となったいまでも、有線イヤホンを持っておく価値はじゅうぶんにある。そしてもし、これから有線イヤホンを購入するなら、通話やウェブ会議でも使えるよう、マイク機能が搭載された機種をおすすめしたい。そこで今回は、おすすめのマイク付き有線イヤホンを価格帯別に紹介する。

マイク付き有線イヤホンのおすすめ──1万円以下

MOONDROP(水月雨) 竹 – CHU

水月雨(スイゲツアメ/英名:MOONDROP)は、中国で誕生した新興イヤホンメーカー。このメーカーまだポピュラーな銘柄ではないが、イヤホンマニアの間ではコストパフォーマンスが高いことで知られおり、ロープライスからハイエンドまで幅広くラインナップを取り揃えている。こちらの「竹 - CHU」(タケチュー)は、4000円台で購入できる高コスパモデルで、漢文化の要素を取り入れたデザインが特徴だ。

実勢価格が5000円を切る価格帯のイヤホンは、サウンド特性を低音に振り切ったものが多いが、「竹 - CHU」(タケチュー)は原音に忠実なチューニングで、クリアな高音が楽しめると好評だ。

final(ファイナル)VR3000 for Gaming

final(ファイナル)は、神奈川県川崎市に拠点を構えるオーディオブランド。研究から開発、製造までをすべて自社でおこなっており、音質はもちろん、ステンレスや真鍮を用いた質感の高いデザインに定評がある。そんなファイナルの「VR3000 for Gaming」は、ゲーミング用に開発されたマイク付き有線イヤホンで、立体的な音響を必要とするゲームとの相性がいい。角ばっていて塊感のある本体は、長時間使用していていても疲れにくいようにデザインされている。付属のイヤーフックを使用すれば、コードの摩擦により発生するタッチノイズを軽減することができる。

マイク付き有線イヤホンのおすすめ──1万〜3万円

ONKYO(オンキヨー)の「E700M」は、カナル型イヤホンとしては珍しい、セミオープンタイプを採用した有線イヤホンだ。ほとんどのカナル型イヤホンは、装着した際の密閉度が高いクローズド型を採用しているが、E700Mはフロントハウジング側とリアハウジング側に解放部を設けることで、豊かな低域と立体的で広がりのあるサウンドを実現している。音楽再生と通話を切り替えられるコントロールマイクも搭載。

Pioneer(パイオニア) RAYZ Plus

Pioneer(パイオニア)の「RAYS PLUS」は、コードにiPhone用のLightning端子が採用された、アップル製品専用のアクティブノイズキャンセリングイヤホンだ。そのため、iPhoneに刺して使用する際に変換ケーブルを使う必要がないだけでなく、Lightning接続によって給電されるため、充電をせずともノイズキャンセリング機能が使える点が大きなメリットだ。また、コードに充電用ポートが装備されているため、有線イヤホンを使用しながらiPhoneの充電ができる。カラーはグラファイトのほか、ゴールド系、ホワイト系など計4色が用意されている。

マイク付き有線イヤホンのおすすめ──3万円以上

Bose(ボーズ) QuietComfort 20

Bose(ボーズ)の「QuietComfort 20」は、ノイズキャンセリング機能を搭載した有線イヤホンだ。「StayHear+チップ」と呼ばれるシリコンの突起を耳にかけることで、長時間装着しても疲れない構造になっている。コードに搭載されているマイク付きリモコンでは、通話の応答・終了のほか、Awareモードに切り替えて周囲の音を聞くこともできる。ノイズキャンセリングを使用するためにはUSBケーブルで充電する必要があるが、1回の充電で最大16時間の連続使用が可能だ。

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SHURE(シュア) AONIC 5

SHURE(シュア)は、プロフェッショナル向けのマイクロホンやインイヤーモニターで知られるアメリカのオーディオメーカーだ。「AONIC 5」は、シュアが誇る高遮音性イヤホンのなかでも評価の高かった「SE535」シリーズの後継にあたるモデル。価格はおよそ6万円と、ポンと手が出せるものではないが、着脱式3.5mmミニプラグケーブルを採用しているため、リケーブルしながら長く愛用することができる。


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