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米地区連銀4行が公定歩合0.25ポイント引き上げを支持-議事要旨

米連邦準備制度理事会(FRB)が11日に公表した公定歩合議事要旨によれば、12地区連銀のうち4行の理事会は6月に公定歩合の0.25ポイント引き上げを求めた一方、他行は据え置きを支持した。今回の議事要旨は5月22日から6月14日までの期間をカバーした。

  0.25ポイント引き上げを求めたのはクリーブランド、リッチモンド、セントルイス、ダラスの各連銀の理事会。

  インフレ抑制のため2022年3月以来10会合連続で利上げを実施してきた連邦公開市場委員会(FOMC)は6月14日、政策金利のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジを5ー5.25%に据え置くことを全会一致で決めた。FRBは公定歩合を5.25%に維持した。

  地区連銀理事会の要請は、必ずしもそれらの地区連銀総裁がその立場を支持したことを意味するものではないが、総裁の政策的見解は理事会と一致することが多い。

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原題:Four Regional Fed Boards Sought Quarter-Point Discount Rate Hike(抜粋)

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