上品な甘さが嬉しい、イチジクのショートケーキ（Mina Oba）
もともと鎌倉の街中を中心に自転車で巡る移動販売のケーキ屋さんだった「POMPON CAKES」。当時から評判の絶品ケーキを求めて、多くのファンが探し求め、出会えたらラッキー！ と地元に人たちに愛されてきました。そして2015年に待望の実店舗を鎌倉市の梶原にオープン。大きなガラス窓にクラシカルな木目調の枠がかわいく、店内は心地よい光が差し込むおしゃれな空間が広がっています。シフォンケーキやレモンケーキは、私にとっては通年の定番手土産。
でも、やっぱりショーケースにたくさん並んでいるシーズナルなケーキにも心は常になびきまくりです。今年は11月ごろまで楽しめそうだという「イチジクのショートケーキ」は、スポンジとクリーム、そしてイチジクの絶妙な甘さのバランスが最高です。秋が深まると、栗やリンゴのケーキも登場するとのことで、今から楽しみです！ 鎌倉駅からバスで10分ほどなので、秋の鎌倉散歩の際は寄り道してみては。
POMPON CAKES
神奈川県鎌倉市梶原４丁目１−６ 助川ビル101
https://pomponcakes.com/
ねっとり芋ようかんと濃厚チーズケーキを一度に味わう口福（Yaka Matsumoto）
子どもの頃から、舟和の芋ようかん好きで、チーズケーキにも目がない私。そんな私が先日出会った、芋ようかんとチーズケーキがコラボして一体となったかのようなスイーツを紹介します。「大三萬年堂HANARE」の「芋ようかんブリュレ〜チーズケーキ仕立て〜」は、もともと秋の新商品として発売されたそうなのですが、好評につき、今は通年通して販売されているとか。
ちなみに、秋限定では、「芋ようかんブリュレ〜焦がしきなこ〜」という商品もあるようです。二層仕立てで、こんがりとブリュレされた表面も素敵なお顔立ち。芋ようかんパートもチーズケーキパートもしっかりこっくりと濃厚で、少量でもかなり食べごたえがあります。エスプレッソや濃いお茶とともに愉しみたい、通年変えるけど秋を感じるスイートです。
大三萬年堂HANARE
東京都千代田区神田淡路町2-105
https://d3hanare.tokyo/
お芋が美味しい季節に食べたい、生スイートポテト（Masayo Ugawa）
近頃は、年中焼き芋を売っているスーパーも少なくないですが、やっぱりこれからの旬の時期に食べるさつまいもは格別ですよね。三軒茶屋店を本店に都内に3店舗を展開する「生スイートポテト専門店OIMO」には、さまざまなフレーバーを楽しめるスイートポテトがずらり。表面にこんがりと焼き色をつけた一番人気のブリュレから、シンプルさを追求した紅いも、濃厚な抹茶、変化球のベリー＆クリームチーズ、そして秋の味覚を味わい尽くせる秋限定の「パンプキン」と「マロン」とのコンボなどなど。
どれもお芋の味を引き立てつつしっかりと主張するスイートポテトは、冷やしても良し温めても良しで、一口食べるたびに小躍りしたくなる美味しさです。濃厚クリーミーなスイートポテトに食感のアクセントをプラスするサックサクのパイは、なんと256層（！）にも重ねられているというから驚きです。オンラインでも購入可能で、定期的に都内各地でポップアップで出店しているようなので、見かけたらぜひ立ち寄ってみてください。
生スイートポテト専門店OIMO
https://www.oimo.online/
ゴマの濃厚な味わいを楽しめるモンブラン（Saori Nakadozono）
恵比寿にある人気ビストロ「オー・ギャマン・ド・トキオ」の系列パティスリー「ラ バーズ スクレート ドウ ギャマン（La Base Secrète du GAMIN）」。こちらの秋限定の人気スイーツが、「ゴマと和栗のモンブラン」です。和栗のクリームで包まれていますが、スプーンを入れると黒ゴマとメレンゲのクリームで作られた土台が出現。中には栗が丸ごと一粒入っています。芳ばしい黒ゴマの香りとともに、和栗の旨味が口全体に広がります。
ちなみに、通年で提供している「とうもろこしムースサンド」も絶品。砕いたコーンフレークを生地に加えたクッキーで、まろやかな甘みのとうもろこしムースを挟み、木下オーナーシェフのスペシャリテをスイーツに仕立てたそう。ワインとの相性も抜群なので、ホームパーティーの手土産にもぴったりです。
ラ バーズ スクレート ドウ ギャマン
東京都世田谷区太子堂2-23-10 1F
https://gamin2008.com/
