パンデミック下の完全リモートを経て、今では出社とリモートのミックススタイルに。仕事をする場所を変えることは、気分転換にもなり捗るなあと個人的に感じています。そんなとき、昨年9月に全面リニューアルを終えたホリデイ・インエクスプレス大阪シティセンター御堂筋の1周年記念イベントのお誘いがあり、ワーケーションのチャンス！と、PCを片手に大阪まで足を伸ばしてきました。
インターコンチネンタルやキンプトンなどを含め、世界100カ国以上に18のホテルブランドで約6,000ホテルを展開しているIHGホテルズ＆リゾーツ。その中でホリデイ・イン エクスプレスブランドは日本ではこの大阪だけ。1泊2日の短い滞在でしたが、シンプルで洗練された空間とサービスに、仕事が捗る！ ワーケーションの私的必須条件を満たしていたことに気づきました。
ワーケーションの条件1：窓向きのデスク
ホテルの1周年イベントでは、かつて「ノマドワーカー」という言葉を一躍有名にした、作家の安藤美冬さんのトークセッションも。自由な働き方を提唱する安藤さんが旅で大切にしていることは「自分の必要なものを知る」ということ。仕事をするなら、部屋の間取りとともにデスクの位置や向きをチェックするのだそう！
その話には大いに共感するところがあり、私は仕事をするなら絶対窓向きのデスク！とここ数年のリモートワークで思い知りました。壁向きのデスクは、なんだか気が滅入ってしまい、時間の感覚が鈍くなる気が。安藤さんいわく、窓向きのデスクは0から1を生み出す時、壁向きのデスクは1を100にする仕事に向いているとか。
この日滞在した私の部屋は、大阪の街を見下ろす窓向きのデスクで◎！ ホリデイ・イン エクスプレスはシンプルで必要なものが揃う、街歩き観光などのアクティブな滞在向きのホテルブランドだと思っていたのですが、ワーケーションにもぴったり。ワークデスクに寝心地の良い大きなベッド、スパのようなミストシャワーを備えた画期的なパワーシャワーと、仕事中心の生活にも最適でした。また、24時間利用可能なフィットネスジムもあり。
ワーケーションの条件2：適度な視線を感じる共有スペース
仕事の内容にもよると思うのですが、個室にずーっとこもっていると行き詰まってきて、他のことに興味がいってしまうのも事実。私自身は、カフェやロビーなど、適度に人目があるスペースがいちばん捗る！ オンライン会議や情報を扱うものは個室がマストですが、なんとなーく監視されているような程よい緊張感と雑音があったほうが集中できるのです。
ホリデイ・インエクスプレス大阪シティセンター御堂筋のリニューアルを終えたというのが、まさにロビー階にあるソーシャルスペース「グレートルーム」。電源を完備した大テーブルから、御堂筋を見下ろす窓向きのハイテーブル、ゆったり寛げるソファースペースまで、まるでコワーキングカフェのような空間に。居心地の良さに、ランチを取るのも忘れて仕事していました。
ワーケーションの条件3：エンドレスコーヒー＆おやつ
そして仕事中に欠かせないのがコーヒーとおやつ！ ホリデイ・インエクスプレス大阪シティセンター御堂筋のロビーには、コーヒーマシン（1杯200円！）に加えて、バイザグラスで購入できるワインサーバーや、スナック類が充実。アペロ使いもできる、おつまみもあり。
また、コンプリメンタリー（無料）の朝食は和洋が充実したブッフェスタイル。パンやコーヒーなど、その一部をピックアップして街に繰り出せる「Grab & Go」というサービスがあるのですが、朝食はそんなに入らない私はマフィンとコーヒーを部屋にテイクアウト。お腹が空いた頃に食べられるので、ワーケーションにもうれしいスタイルでした。
そしてホテルのワーケーションでの楽しみといえば、仕事後の街歩きとおいしい食事！ ここは大阪のメインストリートである御堂筋の本町に位置し、大阪観光にも便利な絶好のロケーション。残念ながら今回は観光に繰り出す時間がなかったのですが、仕事終わりに御堂筋を散歩しながら道頓堀まで歩き、大好きなたこ焼きをハシゴしてきました。週末をくっつけて、観光とセットにするのが正しいワーケーションスタイルかも。次こそは大阪の街を満喫したいと画策中です！
ホリデイ・インエクスプレス大阪シティセンター御堂筋
大阪府大阪市中央区北久宝寺町4-1-12