1. ヴァレンティノ/燦然と輝くクリスタルヘッドピース
シンプルの真髄に迫ったヴァレンティノ(VALENTINO)で熱視線を集めたのが、中世ヨーロッパの騎士が身につけた鎖帷子を想起させるヘッドピース。さまざまな形のクリスタルをつなげた“ドレッドヘア”は、揺れ動くたびに美しい輝きを放った。
2. ジャンポール・ゴルチエ/アンティーク調ヘッドジュエリー
金色の花のリース、三つ編みのヘッドバンド、チャーム......。ゲストデザイナーにジュリアン・ドッセーナを迎えたジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)のショーでは、芸術性とクラフツマンシップが詰まったアンティーク調のヘッドアクセサリーがラインナップ。ひとつひとつのルックに落とし込まれたキャラクター像を引き立てるように添えられた。
3. スキャパレリ/リズミカルに取り入れられたクラインブルー
スキャパレリ(SCHIAPARELLI)を印象づけたのは、服と一体化するように顔や体にペイントされた鮮やかなクラインブルー。メゾンのメイクアップ・チーフであるパット・マクグラスは、アクセントカラーとしてリズム良く取り入れることによって、見事なまでに調和の取れたルックを作り上げた。
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4. クリスチャン ディオール/アーティスティックな三つ編み
クリスチャン ディオール(CHRISTIAN DIOR)を手がけたのは、ビューティー界を牽引するメイクアップ・アーティストのピーター・フィリップスとヘアアーティストのグイド・パラオ。特にパラオによる三つ編みは、装飾彫刻に見るような精美な技が光る。
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5. トム ブラウン/絵画のようなフェイスペイント
ブランド設立20周年を記念したトム ブラウン(THOM BROWNE)初のオートクチュールショーで圧倒的なインパクトを放ったのは、一度見たら忘れられないユニークなフェイスペイント。発色のいい赤やオレンジ、ブルーを組み合わせ、ブラックでグラフィカルなラインを引くことによって、まるで絵画のようなルックを描いた。
Text: Marie Bladt Translation: Jack Pownall Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.FR