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肌悩みにフォーカス! メイクアップ・アーティストが教えるファンデーションの選び方

ベースメイクの主役は、やはりファンデーション。汗や皮脂、エアコンによる乾燥なども気になる時季、どんなタイプを選べばいいのか……。自分にとってベストな一品にめぐり合うコツを、アメリカ・NYをベースに活動するメイクアップ・アーティストYUKIさんがアドバイスしてくれた。
肌悩みにフォーカス! メイクアップ・アーティストが教えるファンデーションの選び方

肌質にフィットするファンデーション選びが、なりたい肌への近道に

ファンデーション選びで最も大事なのは、「肌質や肌悩みに合わせてチョイスすること」だとYUKIさん。たとえば、ツヤ肌に仕上げたいからといって、テカリが気になる肌にツヤ系ファンデではツヤが過多になりがち。肌質にフィットするファンデーションで肌のマイナスポイントをクリアにすれば、なりたい肌へのアレンジもしやすくなる。

夏に崩れやすいファンデーション。塗り方によって夜まで美しさを保つことができる。「ベースメイクが薄膜であれば、たとえ崩れても目立ちにくいし、崩れ方もきれい」と考えるYUKIさん。厚塗りにならないコツは「手でタッピングして、ファンデーションを肌にしっかり密着させること」なのだそう。少量ずつスキンケア感覚で肌にのせることで、薄くナチュラルに馴染ませることができる。

>>ファンデーション前後のステップが厚塗りを防ぐカギに。下地やコンシーラーなど仕込むべき3つのステップをYUKIさんがレクチャー。

「最近のファンデーションは素肌感とカバー力を両立させるなど、とても進化しています」とYUKIさんが言うように、仕上がりの美しさが担保されたものばかり。甲乙つけがたい中から、肌悩み別に厳選したファンデーションがこちら。

テカリが気になる肌には……

スキンケアレベルの保湿効果があり、潤うのに質感はマットなファンデーション。汗ばむ時季も快適なサラッとした仕上がりで、崩れがちな皮脂バランスの調整にもアプローチ。CR ナチュラル マット モイスチャライザー SPF30・PA +++ 35ml 全8色 各¥4,950/ベアミネラル

Robin Broadbent

マットな薄膜仕立てのリキッドファンデーションは、軽やかにのび広がって肌に密着。テカリや崩れ知らずで、つけたての美しさが続く。エテルニテ ドゥ ボーテ ルミナス マット フィニッシュ SPF15 30ml 全10色 各¥9,900(オンライン限定発売)/グッチ


ツヤと潤いがほしい肌には……

カバーされているのに素肌っぽくて、自然なツヤと立体感を引き出す理想の仕上がりに。水系成分50%以上のみずみずしいテクスチャーで潤い感も高い。リクイドファンデーション フローレスカバレッジ SPF12〜20・PA++ 30ml 全9色 各¥6,050/RMK DIVISION

つけた瞬間から美しく、使うたびに肌の輝きが高まる、スキンケア発想のクッションファンデ。独自の高保湿処方で乾燥ダメージをケアし、ツヤと潤いに満ちた肌に。タンクッションエクラ ルミヌ(レフィル) SPF25・PA+++ 全6色 各¥7,700、ケース(タンクッションエクラ ルミヌ) ¥3,300 /クレ・ド・ポー ボーテ

くすみが気になる肌には……

どんな肌にもなじみ、色ムラをコントロールするローズピンクピグメントを採用。ほのかな血色感と透明感を宿し、スキントーンを自然に明るくしてくれる。フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング トーンアップ クッション レフィル SPF50・PA++++ 全2色 各¥5,720、同 クッション ケース トーンアップ ¥1,650/ローラ メルシエ

独自のテクノロジーを搭載し、肌にあたる光を操ることで気になる箇所をぼかし、シミやくすみ、赤みもカモフラージュ。素肌に均一になじみ、陰りのない明るく澄んだ肌を装える。ライトリフレクティング ファンデーション 30ml 全15色 各¥6,930/ナーズ

Profile
YUKI
メイクアップ・アーティスト。NYをベースに活動し、2021年よりRMKのクリエイティブディレクターを務める。繊細で正確なテクニックとストリートカルチャーをミックスしたモダンな作風に、さりげない色香を漂わせるクリエイションを誇る。

問い合わせ先/
RMK DIVISION 0120-988-271
グッチ ジャパン クライアントサービス 0120-99-2177
クレ・ド・ポー ボーテ 0120-86-1982
ナーズ ジャパン 0120-356-686
ベアミネラル 0120-24-2273
ローラ メルシエ ジャパン 0120-343-432

Text: Chiho Ejiri Editor: Rieko kosai