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厚労省:コロナワクチン交互接種を了承、3回目接種の必要性確認

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厚生労働省の審議会は17日、新型コロナウイルスのワクチン接種の「交互接種」を了承した。1回目に接種したワクチンとは異なるメーカーのワクチンを2回目に接種することができるようになる。また、2回目の接種が完了した人に対する3回目の追加接種についても必要と判断した。

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ファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチン
Photographer: JOHAN NILSSON/AFP

  17日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の会合で、交互接種をする場合には、2回目の接種は1回目の接種から 27日以上の間隔を置くことも定められた。

  同会合ではドイツなど海外で行われた米ファイザーや米モデルナ、英アストラゼネカのワクチンの交互接種の研究結果に言及し、最初にアストラゼネカのワクチンを接種後にファイザーやモデルナの製品を接種した場合でも、ファイザーやモデルナのワクチンだけを2回接種したグループとの比較で副反応が同程度であったことが紹介された。

  また、厚労省は2回目の接種から約8カ月後に3回目の接種を実施する案を示していたが、有識者からは自治体の準備に時間が必要で年明けからが望ましいとの声や、先行接種を受けた医療従事者に対しては早期に追加接種を行うべきだとの意見が出た。2回目と3回目の接種の間隔や、追加接種の開始時期については今後議論することになった。

(詳細を追加して記事を更新します)
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