GQ Recommends

インテリアもステンレススチールでいこう

衛生的で、頑丈で、ミニマルな雰囲気漂うステンレスは、部屋をスタイリッシュにするには最高のアイテム。​​今週の『GQ Recommends』は、ステンレスを採用したハイテク家電を紹介。
インテリアもステンレススチールでいこう

エクセレントなゴミ箱はいかが?

「高級ゴミ箱」というジャンルがあるとするならば、その筆頭となるのがアメリカのハウスメーカー『simplehuman(シンプルヒューマン)』だ。ミニマルなデザインが美しいこのダストボックスは、ただ見た目がクールなだけでなく、機能面においてもすぐれている。足踏み式で開閉するフタはダンパー付きのため、足を離したあとにバタン! と不快な音を立てることなくゆっくりと閉まる。内側には専用のゴミ袋を収納できるライナーポケットが付属するため、取り換えもスムーズだ。さらに、フタを閉じてもゴミ袋がはみ出ない設計になっており、誰もが諦めている「あるある」な生活感を排除する徹底ぶり。たかがゴミ箱、されどゴミ箱。毎日、そして長く使うことを考えれば、思い切ってとびきり良いものを買ってみるのもアリ。

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エコでリッチな炭酸水サーバー

『Aarke(アールケ)』は、スウェーデンで2016年に設立された家庭用ソーダサーバーのブランド。炭酸水を自宅で作る習慣がある人はさほど多くないかもしれないが、同ブランドの『Carbonator 3』には、そんなライフスタイルを実現したいと思わせる魅力がある。6種類のカラーバリエーションが用意されるボディは、ノズルからレバーまでステンレスが採用され重厚感があり、キッチンに置くだけで満足感がある。使い方は簡単で、専用ボトルとガスシリンダーを本体にセットし、レバーを押すと炭酸水ができあがるシンプルな仕組みだ。炭酸の強さは3段階で調節できる。専用のボトルは繰り返し使用可能だから、ペットボトルの廃棄を減らすことができるエコな側面もあり、使うたびにハッピーな気分にさせてくれそう。

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朝の目覚めはコーヒーの香りで

リモートワークの普及によって、自宅でコーヒーを飲む習慣ができた人も多いのではないか。最近はインスタントコーヒーのクオリティも素晴らしいが、せっかくならば豆から挽いたコーヒーに挑戦するのもいい。2007年にスタートした家電ブランド『siroca(シロカ)』は比較的リーズナブルな価格帯で、初めて購入する人にぴったりだ。このコーン式全自動コーヒーメーカーは、コーヒー豆とコーヒー粉の両方に対応しており、タイマー機能もついているから、就寝前にセットして、翌朝コーヒーの香りで目覚めることができる。豆を挽く際の稼働音はやや大きいものの、第2の目覚まし(アラーム音)だと思えばむしろありがたい。

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水回りにこそステンレス!

日々の生活で億劫なのが、水回りの掃除。センサー式のソープディスペンサーがあれば、その負担をかなり軽減してくれる。手を直接触れずにハンドソープを出すことができるため、濡れた手を上げる必要がなく、シンクや鏡に水が飛び散らない。サラヤの『WASH BON』は泡タイプのオートソープディスペンサーで、底部分がクリアになっているためハンドソープの残量をひと目で確認できる点で優れている。電池交換が不要な充電式を採用しており、使用環境にもよるが満充電なら約3カ月バッテリーが持続するとのこと。魚や肉など、なまものに触れることが多いキッチンに置くのもおすすめだ。

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午餐の相棒に、無骨なケトルを

HARIO ハリオ V60 温度調節付きパワーケトル・ヴォーノN EVT-80-HSV

今年で創業100年を迎える日本の耐熱ガラスメーカー、『HARIO(ハリオ)』の電気ケトルは、ヘアライン仕上げの無骨なステンレスボディが特徴。高級感のあるデザインもさることながら、特筆すべきは使い勝手だ。沸騰モードや保温設定は当然として、摂氏60度〜96度の間で1度単位の温度調節ができるほか、水を入れ忘れたときには自動で加熱を止める空焚き防止機能も搭載。本格的なコーヒードリップのために開発されただけあって、電気ケトルに想定されるほぼすべての機能が備わっている。インスタント麺や紅茶、赤ちゃん用のミルクなどさまざまな用途に対応できるオールラウンダーだ。容量は0.8リットルで、これはマグカップ約4杯分。

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