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ジョニー・デップ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』手がけるディズニー作品出演に前向き

ジョニー・デップが元妻アンバー・ハードとの名誉棄損裁判から1年経ち、ディズニー・スタジオ作品への出演に前向きなようだ。
Photo: Samir Hussein/WireImage

元妻アンバー・ハードとの間で、泥沼の名誉棄損裁判を繰り広げていたジョニー・デップ。イギリスで行われた裁判で敗訴した後、『ファンタスティック・ビースト』シリーズから降板を余儀なくされ、アメリカで行われた裁判では、アンバーのせいで『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの新作への出演がお蔵入りになったとジョニー自身が主張していた。このような経緯から、ジョニーは同シリーズを製作するディズニーに裏切られたと感じ、不信感を募らせたとしていたが、裁判から1年経った今、同スタジオ作品への出演に前向きなようだ。

「あらゆる可能性がある」とジョニーに近しい関係者が『ピープル』にコメントし、「もし正しいと思える作品があれば、彼は出演するだろう」と明かしたそうだ。情報筋は、これが『パイレーツ・オブ・カリビアン』を指すのか特定はしなかったものの、このところディズニーは同シリーズの新作を巡り、メディアを賑わせていた。

ディズニーの人気アトラクションを元にした人気アドベンチャーシリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、ジョニー演じるキャプテン・スパロウを主人公に、これまで5作品が公開されている。先月、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャー・プロダクション社長のショーン・ベイリーは、「ニューヨーク・タイムズ」紙に対し、同シリーズの新作が「同社にとっての最優先事項」であると発言。ジョニー起用の可能性を匂わせたのだ。

なお、シリーズを手がけるプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、2022年5月に『パイレーツ・オブ・カリビアン』について2本の企画が進行していることを発表。ジョニーの出演に関しては、「今の時点ではない」が「将来はまだ決まっていない」としていた。2本のうち一つは、マーゴット・ロビーがが主演する“クール”な女性版だったが、同年11月にマーゴットの口から同作がボツになったことが明かされた。

Text: Tae Terai