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ケイティ・ペリー、ビリー・アイリッシュのデビュー曲リリースを断ったことを後悔

ケイティ・ペリーは、自身のレーベルにビリー・アイリッシュのデビュー曲リリースを持ち込まれたものの、断ってしまったそうだ。
Photo: Taylor Hill/FilmMagic, Rob Kim/Getty Images

ケイティ・ペリーは、2014年に立ち上げたレーベルのUnsub Recordsでビリー・アイリッシュのデビュー曲をリリースする話があったものの、断ってしまったことをひどく後悔しているという。102.7 KIIS FMが、ケイティがプライベートイベントに出席した際に撮影された映像をTikTokで公開。その中でケイティは、こう明かしている。

「Unsub Recordsでぜひ一緒に仕事をしてみたいから、この新人アーティストをチェックしてみてとメールが送られてきた。“Ocean Eyes”という曲で、ブロンドの女の子が歌ってた。それで私は、『ふーん、退屈ね』って(取り合わなかった)」「大間違いだった。最大の間違い。あれをネットで大ヒットさせるなんて!」

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「Ocean Eyes」は、ビリーのデビューシングル。兄のフィニアスと一緒に製作した楽曲で、まだ13歳だった2015年にSoundCloudにアップし、即座にヒットを記録。その後の活躍は言わずもがなで、2019年に発売したデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は、ビルボード・アルバム・チャートの年間アルバム・チャートで史上最年少で1位に輝き、第62回グラミー賞では、史上最年少18歳で年間最優秀レコードや年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞など5部門を受賞。その後、ビリーは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)に主題歌「No Time To Die」を提供し、アカデミー賞歌曲賞を獲得した。

そんな2人だが、お互いに悪い感情は持っていない様子。2021年に公開されたドキュメンタリー『ビリー・アイリッシュ: 世界は少しぼやけている』では、ケイティが婚約者をビリーに紹介する場面が登場。ビリーは、ケイティの婚約者がオーランド・ブルームとは気づかず、フィニアスから『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出演している俳優だと説明され、「あの彼!? 彼だったの!? ありえない! 連れてきて。また会いたい! 頬にキスしてくれたよね。彼がそうだったなんて気がつかなかった。ケイティがどこかで出会った普通の人だとばかり」と盛大に後悔する様子が映し出された。なおビリーはこの後無事オーランドと再び会い、ハグすることができた。

Text: Tae Terai