ゴールドマン、注目の投資銀バンカーを資産運用セールス責任者に起用
Sridhar Natarajan-
テクノロジー・メディア・テレコムグループの共同責任者が異動する
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アセット&ウェルス部門を株式の魅力を高める重要な鍵と位置付け
米ゴールドマン・サックス・グループは、注目度の最も高い投資銀行の役職の一つを担うバンカーをディールメーキンググループ以外の重要なセールスの役職に異動させる。
事情に詳しい複数の関係者によれば、テクノロジー・メディア・テレコムグループの共同責任者を務めていたマシュー・ギブソン氏が、顧客向け資産運用部門でセールスの指揮を担い、資産運用のベテラン、クリス・コジマ氏に協力する。
デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、コンシューマーバンキング業務がうまくいかなかったと認めた後、新たに再編したアセット&ウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)部門を株式の魅力を高める重要な鍵と位置付けている。
アセット&ウェルスマネジメント・グループの動きが活発化する中で、セールス強化を任務とする役職に起用された幹部は、過去1年足らずでギブソン氏が3人目となる。ゴールドマンではここ数年、ディールメーカーを各部門の指導的役職に登用することが、問題解決の手段として選好されている。
ゴールドマンの広報担当者は、コメントを控えている。
原題:Goldman Moves High-Profile Banker Into Key Asset-Management Role(抜粋)